ユースケースプロファイル: 個人事業
このプロファイルは、事業と私費が混在しやすい個人事業向けです。重要なのは、何でも経費にしないことと、事業主貸 / 事業主借、家事按分、個人口座利用を説明可能に扱うことです。
向いているケース
- 事業口座と個人口座の両方を使っている
- 自宅家賃、通信費、水道光熱費などの家事按分がある
- 家計との境界を保ちつつ、事業帳簿を壊したくない
運用モード
個人事業では、同じプロファイルの中で運用モードを選べます。
| モード | 向いているケース | 基本方針 |
|---|---|---|
| 標準 | 私費混在や個人口座利用を日常的に扱う | 事業効果が説明できるものは、事業主貸 / 事業主借 や按分を使って事業帳簿に反映する |
| 境界厳格 | 事業帳簿に家計専用の動きを極力入れたくない | 家計専用の動きは除外し、事業部分が明確なものだけを扱う。曖昧なら止まる |
最初に決めること
- 運用モードを
標準と境界厳格のどちらにするか 事業主貸/事業主借に相当する勘定をどう呼ぶか- 家事按分の対象と比率の決め方
- 個人口座・個人カードの事業利用を認めるか
- 家計専用の動きを「除外する」のか「メモだけ残す」のか
AGENTS.md 追記例
生成済みの AGENTS.md に、次のような業務別ルールを追記します。
md
## ローカル方針
- 会計プロファイル: 個人事業
- 運用モード: `標準`
- 私費混在の可能性がある支出は、経費で即断しない
- 個人口座や個人カードでの事業支払いは、まず `事業主借` 相当を候補にする
- 事業口座からの私費支出は、まず `事業主貸` 相当を候補にする
- 家事按分は比率と根拠が確認できるまで確定しない
- 境界が曖昧なら止まり、必要なら家計側の動きとして除外する自然言語での依頼例
- 「4/3 の家賃 8 万円を記録したいです。仕事でも使っているので、按分が必要なら確認してください」
- 「個人口座からプリンタ代 2.2 万円を払いました。事業用の支出として処理したいです」
- 「事業口座から生活費として 5 万円引き出しました。事業帳簿上どう扱うべきか整理してください」
- 「このスーパーの支払いは家計用だと思います。境界厳格モードで、事業帳簿の対象外ならそう判断してください」
人に確認すべき論点
- 事業用、家計用、按分対象のどれかが曖昧
- 家事按分比率や根拠が未確定
- 個人口座利用を事業帳簿へどこまで含めるか迷う
- 固定資産計上か費用処理かが曖昧
- 反転仕訳と無効化のどちらを選ぶべきか判断が必要
- 月次締め、年次締め、繰越、外部出力を実行する
代表的な勘定候補
- 事業用資金: 普通預金、現金
- 損益: 売上高、消耗品費、地代家賃、水道光熱費、通信費
- 事業主勘定: 事業主貸、事業主借
税区分は必要なときだけ厳密に確認し、私費や家計部分まで無理に付けない運用が基本です。